こんにちは。中田です。
昨日は近藤先生とYouTubeでした。タイサブリについて。先生が先日書いてくださった「タイサブリの投与間隔について」の話です。
タイサブリは添付文書では「4週間に1回の点滴」となってます。でもPMLのリスクを下げるためには「5〜8週間に1回」の頻度に延ばすほうがいいことがわかっています。でも会社は添付文書が絶対的な支配力のようで、それを大々的にお医者さんに周知できない状況です。
患者の安全が第一。会社に訴えてもいつまで経っても状況が変わらなくて、もうこれ誰かが勇気を出して動かないとだめなんだと思う。まずは近藤先生と私と2人で動くことにしました。
お伝えしたいことはこれ。
・タイサブリは5〜8週間の間隔で使う
・PML早期発見のために脳MRIを頻回に撮ってもらう
・PMLになったらタイサブリを止めて静かにしている(血漿交換はしない)
近藤先生とは数年前、とある薬のリスク→安全使用につながることに取り組んで、日本神経免疫学会と日本神経学会でそれぞれポスター発表しました。(発表時は怖くて私は2回とも先生のうしろに引っ込んでましたが)
時間も労力もかかったし精神的にも恐怖の日々でした。でも最終的には先生方はこの薬を気をつけて使ってくれるようになって、意味ある発表だったなと思ってます。
病気を抑えることが大事だけど、それと同じくらい安全性も大事。命が大事。この時の気持ちを忘れないように、実家にポスター貼ってあります。笑
動画は早く再配信したいから、すぐに編集開始してます。
先生が着ておられるのはキャビTブラック(メンズLサイズ)。私は明日発売予定のトリTブラック(男女兼用Sサイズ)。
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