3疾患と頭痛

こんにちは。中田です。昨晩、動画を公開しました！

5月29日の生配信の、ご講演部分。多発性硬化症の患者さんを対象に行われた現況調査報告です。14分半くらい。

内容でも触れられていますが、リハビリでもやっぱり疲労が問題となり、MSの疲労は手強いと再認識しました。「動いたら疲れる」はよく聞く話で、ほんと疲労の軽減を目的としたリハビリがあるといいなと思います。

→YouTube「多発性硬化症のリハビリテーション（現況調査報告）」
近藤夕騎先生（国立精神・神経医療研究センター病院）

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今日は寝坊しました。頭が痛い。バファリン飲んで改善しました。

頭痛といえば「3疾患の症状で頭痛はありますか？」とご質問いただくことがあります。これははっきりした答えが難しくて、「たぶん症状とは関係ない」が大多数の回答になると思います。うちのホームページでも症状として頭痛は挙げていないです。
→MSのあらまし（症状）
→NMOSDのあらまし（症状）
→MOGADのあらまし（症状）

というのも頭痛はそもそも、3疾患でなくても一般的に多いです。なのでMSの人に「頭痛はありますか？」と聞けば、きっとそれなりに「はい」がいるかと思います。だからといってそれがMSの症状になるかというと、それはどうなのかなあと思います。

でもやっぱりMSと関係ある部分があるかもしれないし、だから「MSでは頭痛は起こりません」と断言するのも難しいんじゃないかなと思います。

そして、私としてはここはグレーだなと思ってるのがMOGAD。一部の先生は頭痛との関連を挙げています。でも一部は関係ないっておっしゃってます。でも関係ないってしてた先生が、やっぱり関係あるかもって話をしたりもします。

何だか一貫性がないのですが、ココには頭痛を挙げています。
→MOGADのあらまし（再発が疑われる時）
今月発行のバナチPlus124号にこれと同内容を一部掲載しているのですが、今回のバナチでは頭痛は削除しています（初稿に打消し線が引かれ、とはいえここを議論する余裕がなかった）。

結局どうなの？って話になってきましたが、頭痛は頭痛で放っておくのはよろしくないから、ちゃんと主治医に伝えてください。

主治医の反応がどんなふうであるにしても..。