ブログ

バナナチップスPlus124号見どころ

バナナチップスPlusとバナナチップスは予定通り印刷中です。

もくじ→「情報誌バナナチップスPlus124号」へ
購読方法→「お申込み

[広告]

124号見どころ① – 医療相談

「医療相談」はバナチ読者さんから届いたお話をもとに、架空の質問を作って解説しています。

MSとNMOSDの質問に関しては編集委員間でもすでに共通の認識を持っているので、書きやすかったです。監修も、正確な表現に修正される程度だったと記憶しています。

問題はMOGADのこの質問。国際的な診断基準がない今、これを取り上げるかどうか。ただ結構な人がこの疑問を持ってるんじゃないかなと思って、分からないなら分からないなりに書けるのではないかと思って、やっぱり取り上げてみました。

するとそれを察してくださったのか、初稿を書く前に、先生方が現時点での情報や意見を寄せてくださいました。難しい話でしたが、それを元に、だいぶ具体的に書けたと思います。

124号見どころ② – おくすりのこと

6/20に承認されたリツキシマブについて、さっそく書いてみました。この序文は私自身の疑問です。この薬はMSとNMOSDのどちらにも有用、というあたりがすっきりしませんでした。

するとそれを察してくださったのか、近藤先生が論文をたっぷりと送ってくださいました。内容も難しいし時間的にも余裕がなく、全部を読めませんでしたが、先生とも何度か電話をして要点をつかみとることができました。参謀からも一部、「この見出しはこう変更するのはどうか」という助言もあり、ぐんと分かりやすくなりました。

NMOSDでの治験結果や投与スケジュールなどは、YouTubeの中島先生のお話からまとめました。ただ書いている最中に、初回投与後の経過観察において入院するのかどうか、これは入院医療費との解説が必要になってくることに気づきました。なので「入院時の医療費」として別ページで解説しました。

124号見どころ③ – 日常生活のおはなし

最初は「病院・主治医の選び方」というテーマだったんですが、「納得できる診療を受けるために」に変更しました(これも参謀の案)。

というのも最近、病院選びは最終的には個人の考え方や価値観に基づくものだと思うようになりました。同じ先生でも、Aさんは満足できてBさんは満足できない、ということもあると思います。近所に病院がなくて、選ぼうにも選べない地域もあると思います。

なので、「こういう病院がいいです」という内容ではなく、「こう考えるのはどうでしょうか」という観点で書きました。加えてキャビンのスタッフ3人(私、坂本さん、カエルくん)のケースも書いています。3人とも今の主治医を選んだ基準や理由が違っていて、参考にしていただけるのではないかなと思います。

おわりに

以上、見どころを3つご紹介しました。

本号の購読を希望される方は27日(水)までにお申し込みください。28日(木)以降にお申し込みされた場合は、お申し込み時点で本号の在庫がある場合に限っての発送となりますので、確実にお読みになりたい方は恐れ入りますが27日(水)までにお願いします。
お申し込み→「情報誌バナナチップスPlus」へ

なお、発送作業は28日(木)を予定しています。お届けまで今しばらくお待ちください。

運営はみなさまからのご寄付に大きく支えられています。ぜひご支援をお願いいたします!→「ご支援のお願い」