視神経脊髄炎の患者さんとご家族へ
視神経脊髄炎(Neuromyelitis Optica Spectrum Disorders : NMOSD)と診断された患者さんの多くは不安を感じ、これからどう過ごしていけばいいか途方に暮れてしまうかもしれません。周りの人は患者さんにどう接すればいいのか、病気について話題にしてもいいものか、悩んでしまうかもしれません。
世界中の人が同じように感じています。けれども、出たり消えたりする症状や予後への不安を抱えながらも、多くの人が病気と上手に付き合っています。フルタイムで仕事を続けている人や出産して育児に励んでいる人など、病気ではない人と同じような生活を送っている人は大勢います。
このページでは病気のあらましを簡単にまとめています。全ての患者さんとご家族が元気に過ごせるように、MSキャビンはいつも応援しています。
動画でも解説しています
→10分でわかる視神経脊髄炎(10分半)
→視神経脊髄炎の概要(25分弱)
→視神経脊髄炎の治療(25分弱)
指定難病では「多発性硬化症/視神経脊髄炎」と表記されていますが、これは2つの病気が並列されているだけで、多発性硬化症と視神経脊髄炎は別の病気です。病気の起こり方も治療も違います。この2疾患を合併することはありません。
新規公開:2010年3月12日 更新:2024年9月3日
イラスト:えみすけ
文:MSキャビン編集委員
大橋高志、越智博文、近藤誉之、中島一郎、新野正明、宮本勝一、横山和正、中田郷子
視神経脊髄炎をすぐに知りたい方はこちらをご覧ください。
→すぐ分かるNMOSD